W杯「イングランド代表、アルゼンチン代表」雑感  花と団子とエリクソンとペケルマンの関係

気がつけば決勝トーナメントに突入しているドイツW杯ですが、ここまでの雑感レビュー。ドイツ、アルゼンチン、イングランド、ポルトガルが勝ち抜けましたが、まぁ順当といえば順当という感じでしょうか?

■華重視のイングランドについて! オーエンもルーニーもジェラードもべッカムもランパードもみんな使うという、その「某銀河系的」考え方は好きです

まずイングランドについてですが、内容はボロボロでした。それでも武器であるベッカムのFK一発で勝ってしまうところがイングランドの強さなんでしょうが、ルーニーのワントップで放り込みサッカーしてもチャンスの演出は難しいと思うんですけどねぇ。W杯予選でイングランドが4-5-1やったときに「ベッカムの中盤の底」が機能しないという論評が多かったですが、そうではなくて「ワントップ」が機能しないんです。ワントップにして、ジェラードとランパードの2列目からの得点力に賭けるイメージはわかるんですが、それならば、ターゲットマンのクラウチのワントップが定石。それなら、もっと形は作れると思いますが、エリクソン的にはそうはできない。なぜか? クラウチよりもルーニーのほうが代表にふさわしいから? FW1人使うならクラウチよりもルーニーなんですよ。真実はわかりませんが、たぶん。ただ、そんなエリクソンの「オールスター的な選手起用方法」は実際のところ嫌いではなかったりします。オーエンもルーニーもジェラードもべッカムもランパードもみんな使うという、その「某銀河系的」考え方は好きです。代表チームはそういう面があるべきだと思いますし、そういうチームで勝てるならそれのがいいではありませんか。花もあるし夢もあるし。もちろん勝負事なので勝てないと非難されるとは思いますよ。バランスが悪いとか守備の人が少ないとか。現実問題として、ジェラード、ランパード、ベッカムの誰かがベンチに座らせて、変わりにウエストハムのレオコーカーとかニューカッスルのスコットパーカーとか置いた方がチームとしては機能する可能性は高いですよ。バランスはとよくなると思います。ただ代表チームでは、そんなバランス感覚よりも、スター選手入れた華やかさを優先する考えも全然ありだと思うんですよね。まぁ、このあたりの考え方には異論はあるとは思いますが、私は代表チームでは「オールスター的なやり方」は全然ありだと思っているということです。というわけで、話が脱線しましたが、その「団子より華」のイングランド代表についての続き。華と団子の両方考えて、ルーニー&クラウチの2トップでいいじゃないですかね。2人とも必要だと思います。クラウチは高さ、ルーニーはストライカーとして。ルーニーはエクアドル戦でがんばってましたし、だいぶ感覚を戻してきているように見えました。ポルトガル戦では期待できるのではないでしょうかね? きっとやってくれるでしょう。ただ彼とは対照的にランパードの調子が上がってこないのがちょっと気がかりです。シュートがまったく当たってないですし、プレイの選択も裏目に出ている感じです。1本決まると乗るんでしょうが、このまま調子上げらずに終わってしまう可能性も大きいですね。がんばってほしいです。同じくチェルシーからCBテリーですが、エクアドル戦でMOMだったみたいですね。ヘディングのクリアミスから危うく失点に絡みそうでしたし、正直それほどよかったとは思えませんでしたが、消去法で残ったのでMOMという感じ? イングランドが今後勝ち抜くためには、ランパードとテリーの2人の復調が必要なのは間違いないと思うので、ぜひともがんばってほしいですね。

■華より団子のアルゼンチンについて! 「ジダンとカントナ」「リケルメとサネッティ」的な意味合いで言いますと…

続いてアルゼンチン。ペケルマンはエリクソンと違って「花より団子」をとったかと思ったんですが、アイマールを途中交代で出してリケルメと共存させ、テベス&メッシーを投入。この大一番で「華」を見せたのは興味深かったです。まぁ、この采配は華でもなんでもなく「実」「団子」だったのかもしれませんが、カンビアッソ&マスチェラーノのダブルボランチは「団子」でもあり「華」でもある気がするところがうらやましいですよねぇ。まぁ「団子」なんでしょうが。サネッティ、サムエル、ベロンを外したのはインテルだからでなくて、「ジャケ監督のフランス代表優勝時のカントナ」的な意味合いだったんでしょうかね? その狙いは当たっている気がしますが、正直、スカローニ出すならサネッティだろって思う自分もいます。ブルデッソがいつ戻るかわかりませんが、右SBの出来がポイントになりそうですね。ちなみに「ジダンとカントナ」「リケルメとサネッティ」的な意味合いで言いますと、我がジーコ日本代表における「中村と中田英」というのも似た感じだったんじゃないかと今さらながらに思ったりしてます。ただ、ジーコはジャケでもペケルマンでもなく、エリクソンに感覚が近かった。このジーコのエリクソン説は以前も指摘したんですが、あながち間違いではない気がしているんですが、そう思うのは私だけでしょうかね? まぁジーコはウォルコットみたいな客寄せパンダを選ぶことはしませんが、そう考えるとエリクソンはすごいよなぁって改めて思ったりして。川淵チェアマンや電通と気が合うと思いますよ。しかも、それでここまで勝てるんだから、やっぱ名将ですね。話がそれました。メキシコに苦戦したアルゼンチンですが、ポストプレイが得意なFWがいないのはやっぱ弱点なんでしょうかね? クレスポは「スペースメイク」はうまいし、ゴール感覚もあるんですが、ターゲットマンとして「前線で基点」になれないのはチェルシーでのプレイと同様。サビオラもテベスもメッシー同様。唯一フルオクルスというポストマンがいるわけですが、まぁよっぽどのことがない限り使わないでしょうねぇ。ポストマンがいなくても基本的には問題ないと思いますし。次のドイツ戦に注目です。

その他、ポルトガル、ドイツと審判について

ポルトガル対オランダはまだ見れてませんが、イエローにレッドが出すぎな気も。ポルトガルにはがんばってもらいたいですが、デコ抜きはきついかなぁ。あとドイツはFWの連携でゴールしたのがすばらしいですね。スウェーデンのDFがイマイチではありましたが。ちなみにこのドイツ戦はスウェーデンのDFルチッチ退場したところでテレビ止めました。今回のw杯、ちょっとカードで過ぎです。こなったのは、たぶんFIFAのW杯開催中の「駒野のPK誤審の通達」の影響だと思うんですが、もう一度、方向転換してもらいたいですね。FIFAの御大もそう願いっているみたいですし。っておまえのせいだろ、こうなっているの!

FIFA(国際サッカー連盟)会長のジョゼフ・ブラッターにとって、ワールドカップ・決勝トーナメント1回戦のポルトガル対オランダ戦を担当したイワノフ主審の判定お気に召さなかったようだ。「審判自身もイエローカードを受けるべきだった。主審はこの試合を戦った選手たちのレベルに届いてはいなかった」とブラッターはポルトガルのテレビ局のインタビューに対して語った。
「非常に興奮する試合だったが、主審は力不足だった。また、何人かの選手はフェアプレーの精神が欠如していた」http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=worldsoccer&a=20060626-00000016-spnavi-spo

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