W杯「ブラジル対ガーナ」雑感! ガーナの守備とアフリカについて!

■ガーナの守備のどこがまずかったんでしょうか? それ考えてみましょう!

 
この試合でのテーマは、まず何といっても、相手GKと最終ラインの間にひろがる決定的スペースを狙いつづけるブラジルというところでしょうかね。中盤で人とボールを活発に動かしながらも、その流れのなかでボールを持った選手は、常に決定的スペースへのパスを意識している。また、「その時点」で最前線にいる選手や、後方から上がってくる二人目、三人目の選手たちも、決定的スペースでの「パスレシーブ」をイメージしている。まあ、パスを呼び込む動きが先か、送り込むパスがコンビネーションを主導するのかは、ケースバイケースですけれどね。要は、勝負は、ボールがないところで決まるというコンセプトも、このテーマに内包されているということです。http://www.yuasakenji-soccer.com/yuasa/html/topics_3.folder/06_wm_37.html

湯浅氏は、この試合をどう感じていたんだろうなぁ…って思っていたんですが、ブラジル視点で書きましたか。まぁ普通そうだと思いますし別に驚きではないんですが、私的にはぜひともガーナ視点で書いてほしかったんですよね。

ガーナの守備のどこがまずかったんでしょうか? 最終ラインが高すぎたところ? プレスをかけ始めていた位置はハーフウェイラインと相手ペナルティラインの中間くらいの位置でしたが、それが前過ぎた? ブレイクが遅かった、できてなかった? プレッシングが甘かった? まぁ理由はいろいろ考えられると思いますが、そのあたり湯浅氏がどう思っているのか知りたかったです。私的にまずかったと感じたのはガーナが「オフサイドトラップ」を信用し過ぎたというのがところでしょうかね。中盤でプレスを交わされたら、もっと早めにブレイクして「引いて」守るというやり方ならば、もうちょっと守れた? これは一昨年前にバルセロナでテンカーテがやっていたことなんですが、最終ラインの上げ下げは「オフサイドラップ」を狙うためでなく、「相手FWを牽制する」ためという発想。この守備のやり方王者ブラジルに挑んでほしかった気もしますが、バルセロナがチェルシーにやられたように結果は変わらなかったかもしれません。やっぱブラジル相手には、日本代表がダメだった「最終ラインを低くしたゾーンディフェンス」を元に、サイドバックの攻撃参加へのマンマーク対応&ミドルシュートケアを徹底で守るしかないんでしょうかね?

4年前のセネガルもそうでしたが、フィジカルで勝るアフリカの国々にとって、プレッシング守備というのはやっぱ武器なんですよね。で、そのプレッシング守備の幅を広げることができれば、状況によってもっと各人の守備が的確に対応できるようになれば、ブラジルをもっと苦しめるようになる日がくるのかも知れません。

■「アフリカ」はもっと進化する!? サッカー強化のための進むべき道はOK?

あえて端的にいうと、身体能力という先天的要素に対し、テクニックや試合運びといった後天的要素が打ち勝ったのが、この日の試合の結論であった。同じ黒人選手同士の対戦でも、やっぱりブラジルとガーナとでは、サッカーの資質の違いは顕著である。換言するなら“純度の高い”ガーナと比較することで、あらためてブラジルのサッカーの完成度の高さを認識することができたのが、この日唯一の収穫であった。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/06germany/column/diary/200606/at00009691.html

宇都宮氏のコラムからです。「サッカーの資質の違い」という指摘はその通りでしょう。プレスの掛け方、シュートテクニックなどなど。ただ、その「テクニックや試合運び」の差は年々詰まってきていると私は思ってます。この試合には出てませんでしたが、ガーナの中盤エシエンは言わずと知れたプレミアリーグチェルシーの主力です。シュートの精度はまだまだですが、そのプレッシング守備力やサッカーセンスは欧州や南米の選手にもまったく引けをとりません。ガーナには他にもアッピアーやムンタリなど欧州のクラブで活躍している選手がいます。彼らもクラブで「助っ人」として活躍してます。ガーナ以外のアフリカの国でも同様です。グループリーグで敗退したコートジボアールにはドログバ、コロトゥレがいました。彼らもプレミアリーグのチェルシー、アーセナルの主力です。で、そんな欧州で活躍するアフリカ人は、欧州の所属クラブで「テクニックや試合運び」を取得してます。揉まれてます。つまり言い方悪いですがアフリカの国々は欧州のクラブの植民地として、選手を輸入することで「個」が確実に育っているわけです。確かトルシエが似たいようなこといってましたが。で、それらの「個」がチームとしてうまくまとまれば、いずれはブラジルにも勝つことが出来る可能性を秘めていると思う次第です。実現不可能かもしれませんが、可能性は「ゼロではない」と思うんですよね。選手を欧州に輸出して「個」を育て、代表チームにそれを還元し、それをまとめる優秀な指揮官を「欧州や南米から輸入する」。アフリカ代表チームとしての強化の方向は「見えている」と思います。まぁカメルーンみたいに「見えていても出来ない」のがアフリカであると言われればそうかもしれませんが(笑)。そうそう、今回のW杯で出てませんがアフリカにはカメルーン、ナイジェリア、セネガルという国もあります。そうです。アフリカ全体のレベルは間違いなく上がっているんです。で、早い話ですが次回2010年のW杯は、そのアフリカの地で行われるんですよね。 

国連のアナン事務総長は27日、アフリカ勢で唯一決勝トーナメントに進んだガーナがブラジルに0―3で敗れて敗退したことを受け「今回は初出場だった。今度は2010年、南アフリカの地で開催されるからまた違った展開になるだろう」と語った。  広報担当者によると、ガーナ出身の同事務総長は、仕事の都合で試合の一部しか観戦できなかったという。(AP共同) http://www.asahi.com/sports/update/0628/110.html

で日本代表も、すでに2010年の南アフリカ大会に向けてスタートをきっているわけですが、我が日本代表が欧州、南米に追いつく追い越すためには、どうすればいいのでしょうか? アフリカの諸国は進むべき道は「見えてます」。というか彼らにとって道は「1つ」しかないのですがね。あっ、ここで書いたコートジボアールみたいな例もあるんですが、まぁこういうのは特殊なんでしょう。今回はちょっと(というか、かなり)まとまりませんでしたが、このへんで。

ちなみに、このブログに「doroguba」と付けたのは、①ドログバが好きであった、②モウリーニョ政権のチェルシーの象徴的選手であるんで付けた、③チェルシーがらみの選手名でインパクトがある名前だからとかいろいろ説があるんですが(というか忘れました)、現代サッカーにおける「アフリカンパワーの重要性」を表すためという意図もあったりして(後付です)。
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