オシム日本代表のアジアカップ対準決勝プレビュー smells like IT spirit

■IT革命?

日本の分析班がライバル国を徹底解剖。決勝トーナメントから適用されるPK戦のために、豪州代表全員のPKデータをすべて集めた。控えGK楢崎(名古屋)は「確かにデータの確認をした」といい、相手選手のPKでのボールの蹴り方、方向、失敗例をすべて映像化してGKに伝達されたという。それだけに、川口は試合後のロッカーで「3人目も絶対止められた」と真剣に悔やんでいたとも。 もちろん日本も研究されていた。「中国大会(ヨルダン戦)のGKはよく動いていた。豪州代表のGKはピクリとも動かなかった。あっちも研究しているんだと思いました」とMF遠藤(G大阪)。ただ、相手の分析力よりも日本のそれが上回った格好だ。  サッカー日本代表のIT化は00年トルシエジャパンから本格的に始まった。日本協会が分析担当でプロ契約している和田一郎氏は、「データの力でない。能活がくれた勝利」と謙遜するが、日本協会はJリーグ有力クラブからヘッドハンティングを受けた和田氏と複数年契約を結んで引き留めた。http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_07/s2007072308.html

「相手の分析力よりも日本のそれが上回った格好」と書かれていますが、日本の「ITサッカーの実力」は果たして本当にすごいのであろうか? 少し前に、プレミアリーグの審判団が試合前に各チームの90分の動きをコンピュータでデータ化しあらかじめインプットしておいて「動きに無駄がないようにする」という取材をスカパーの「プレミアプレビューショウ」で放送していたのは記憶に残ってますが、今の時代審判だってそれくらいのことをやっている時代なんですよね。チェルシーでも当然、こういう「ITサッカー」はしているわけですが、大事なのはデータを漠然と集めることでなく、何のためにデータを集めどう活用するかってことなんでしょう。相手チームの研究だけでなく自分たちの選手のコンデョション管理なども「IT」が生かせると思うんですが、はたしてその辺はどうなのか?

スコットランド・プレミアリーグのセルティックに所属する中村は「いろいろな温泉のもとを使っている」と明かした上で、「ホテルに長期滞在なのでバスタイムを楽しまないと。ただの湯より面白い色の湯に入る方が楽しい」と語った。コーチングスタッフも選手のために日本から温泉のもとを持ってきているという。
http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=sportsNews&storyID=2007-07-24T080216Z_01_NOOTR_RTRMDNC_0_JAPAN-270153-1.xml&rpc=112

コンデョションとメンタルは切り離せないものだと思うので、このような試みは重要だと思うのですが、もっともっと、こういう分野でのIT化(?)を日本代表はがんばるべきだと思うんですがね。日本代表はちゃんと金をかけて、それなりの人材を雇えば、かなりいろいろなことをIT化できると思うんで。個人的にはそういう面で世界のサッカーを上回ることこそが「サッカーの日本化」みたいな気がするんですよね。実は、先日、リンクで「YMO」を張ったのは、そういう意味があったわけですよ。「コンピュターを武器にしているわけですよ」(高橋幸宏)と言ってますが、音楽のみならずサッカーでもコンピューター使って世界と戦えるなら使うべきだと単純に思うんですよね。もちろん、サッカーと音楽は違いますし、最後はデータでなくプレイする選手だとは思いますが、IT化して少しでも強くなれるならやるべきだと思うんで。それにオシム監督のサッカーには、そういうのが合いそうじゃないですか。

練習前のミーティングでオシム監督は、サウジアラビアの今大会の4試合に加え、1月のガルフ杯の分析ビデオを選手に見せた。その中で(1)ボールウオッチャーになる(2)組織的な守備ができない(3)一方のサイドに人が集中して逆サイドがフリーになる(4)ストッパーがFWをマークし過ぎて背後にスペースができる――という相手守備の4つの弱点を導き出した。http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2007/07/24/01.html

■相手はサウジアラビアでなく「準決勝」?

中村俊 準決勝は難しい。これで負ければ3位決定戦だし、ちょうど5試合目で疲労もたまってきている。そういう意味で難しくなるが、タフな試合になるのは間違いない。技術的なものも大切だが、タフなメンタルも絡んでくると思う。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200707/at00013988.html

確かに「対サウジアラビア」というよりも「準決勝」というシチュエーションが難しい気はしますね。メンタルは一番のポイントになるんじゃないですかね。ベトナム戦、オーストラリア戦と「先制されたけどすぐに追いつけた」ことが大きかったわけですが、このサウジアラビア戦でもしそういう展開になったら今度は厳しい気がしてます。サウジアラビアの試合はまったく見てないので、戦術面でどうのこうのってのはわかりりませんが、この「準決勝」はともかく先制点を取ることが大事だと思いますね。あとは審判に気をつけましょうってことですかね。昨日の友は今日の敵ってことで。

オシム 相手が変わったから、選手も全員入れ替えようか? 皆さんには意見を言う自由はある。つまり、そういう方向への誘導尋問かもしれない。同じ選手が出るなら疲れている。それで負けるかもしれない。つまり、疲れた選手を使った監督が悪い。選手を入れ替えて負けたら、それを決断した監督が悪い。つまり明日負けたら、その責任者は誰かと探すまでもない。責任者は、ここにいる。つまり監督がすべての責任を取るということだ。http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200707/at00013988.html

「疲れた選手を使った監督が悪い。選手を入れ替えて負けたら、それを決断した監督が悪い。」ってのはもうその通りですね。それくらいのギリギリのメンタルで戦うことが準決勝では大事だと思います。オーストラリアという関門を突破した後だけに、どうしても選手たちのモチベーションの部分で難しいところが出てしまう試合になると思いますが、そこをオシム監督がどう考えて戦うのか? 勝負のポイントはそこですかね。

ってわけで、最後はこのでさよならです。がんばってね。
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